トラックの買取市場は乗用車と比べると、毛色が異なることがわかります。乗用車は乗る人の快適性も追求することが多いですが、トラックはどちらかというと積載量や耐久性など輸送用機器としての色合いが強いためです。このため買取においても見た目を重視する乗用車と違って、多少難があるトラックでも内部のスペックが高ければ高値で取引されることもあります。特に海外から見て日本の輸送用機器の品質は高く評価されていることもあって、買取価格が良い業者も少なくありません。

海外での販路をメインにしているのか、国内の販路をメインにしているのかでも査定価格は変わってきますので覚えておくと良いでしょう。インターネットが当たり前意になっていますので、査定にあたっては条件を入力すればすぐに概算が出るような環境が構築されています。売りたいものの型番や車検の状態などを入力することで、複数の業者から一括見積できるサイトもあるほどです。ただし一括見積もりサイトについては登録している業者だけしか入っていないので、出来るだけ高値で売りたい場合はほかのサイトだったり個人間で取引できるフリマアプリなどを活用するなど、確認する幅は広げたほうがよりよい買い手を見つけることも可能です。

インターネットで目星をつけたら、実際に現地で専任スタッフが査定を行い価格が決定します。現場へ来てくれるケースもあれば、近くの関連施設に行って査定を受けるなどといった方法になります。